私は年間180作品以上見るほどの
重度なアニメオタクです。笑
有名どころからマイナーアニメまで数多く見てきて
「こんなに神アニメなのに
なぜ全然知られていないんだ🤣」
そう思うことが多くなりました。
そういうこともあってYouTubeでは、
そんなマイナーな神アニメや
今まで見てきたアニメの感想を中心に
紹介しています✨
今回の動画はこちらです😊

【サマータイムレンダ】聖地和歌山の方言10選を解説【アニメの和歌山弁の雑学】
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## はじめに
サマータイムレンダを見ていて気になった和歌山弁の意味が分かりますか?
今回はサマータイムレンダに登場する和歌山弁10選を徹底解説します!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~やん」
まず最初に紹介するのが「~やん」です!
物語冒頭で潮が「私は行けやんよ」と言うシーンを見た時に「やん?」ってなったんですよね。
関西弁では「行けへん」とか「行かれへん」って言うじゃないですか。
でも和歌山では「行けやん」になるんですよ。
この「やん」という語尾が初めて聞いた時は新鮮で「これが和歌山弁なのか」って思いました。
「~できやん」は「~できない」という意味で和歌山では老若男女問わず超頻繁に使われる方言なんです。
作中でも色々なキャラクターがこの表現を使っているので一番耳に残る和歌山弁かもしれません。
ちなみに「~しない」は「~しやん」になるんですよね。
大阪だと「せえへん」「しいひん」って言うところが和歌山では「しやん」という柔らかい響きになる。
この違いが地域性を感じさせてすごく良いなと思いました!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「あっぽけ」
潮が何度も使う印象的な言葉が「あっぽけ」です!
慎平に対して「あっぽけ」って言うシーンが何回かあるんですが可愛すぎるんですよね。
「あほ」「ばか」という意味なんですが言い方が柔らかくて愛情が感じられるんですよ。
標準語で「バカ」って言われるより和歌山弁で「あっぽけ」って言われる方が全然傷つかない気がします。
むしろ親しみを込めてからかっている感じが伝わってきて微笑ましいんですよね。
実は和歌山でもこの言葉はそこまで頻繁に使われないらしいんです。
でも潮のキャラクターにピッタリの方言で制作陣のチョイスが素晴らしいと思いました。
「あっぽけ」って言われたら「しょうがないなぁ」って笑顔で返したくなる不思議な魅力がある言葉ですよね!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~しちゃる」
続いては「~しちゃる」です!
潮が「澪のこと守っちゃってね」と言うシーンがあるんですよね。
この「ちゃってね」という表現を初めて聞いた時に「なんて優しい響きなんだろう」って感動したんですよ。
「~しちゃる」は「~してあげる」という意味なんですが標準語よりも温かみがあるんですよね。
関西弁だと「~したってな」って言うんですが和歌山の「ちゃる」の方が柔らかく聞こえる気がします。
特に潮のキャラクターと相まってこの方言がめちゃくちゃ心に響くんですよ。
姉として妹を想う気持ちがこの言葉一つで伝わってきて泣けてきます。
作中では「~しちゃってね」になっていますが「~しちゃってよ」の方がもっと和歌山弁らしいです。
若い人でも使う方言なので慎平たちの世代でも自然に使われているのがリアルですよね。
## サマータイムレンダの和歌山の方言「ひねきる」
潮の怒った時のセリフで登場するのが「ひねきる」です!
「その口ひねきっちゃろか!」というシーンを見た時に「ひねきるって何?」ってなりました。
調べてみたら「つねる」という意味だと分かって「そういう言い方するんだ!」って驚いたんですよね。
標準語でも関西弁でも「つねる」なのに和歌山では「ひねきる」という独自の動詞になる。
これって和歌山弁の面白いところで動詞自体が違うんですよ。
潮が怒って「ひねきっちゃろか」って言うシーンは可愛さと怖さが同居していて最高でした。
若い人はあまり使わない表現らしいので潮は年齢のわりに和歌山弁が濃いキャラクターなんです。
もしかしたらおばあちゃんの影響で古い和歌山弁も使えるのかもしれませんね。
こういう方言の使い方でキャラクターの背景まで想像できるのが面白いところです!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~すら」
続いては「~すら」です!
菱形窓が潮の葬式で「また夜に電話すら」と言うシーンがあるんですよね。
これを初めて聞いた時に「すら?何それ?」ってなって巻き戻して確認しました。
「電話するわ」が変化して「電話すら」になるという不思議な現象なんです。
「~するわ」を高速で言ったら「~すら」になるという感じらしくて「なるほど!」ってなりました。
実際に口に出して言ってみると確かに「するわ」が「すら」に聞こえなくもない。
関西弁では「~するわな」と言いますが和歌山では「すら」という超短縮形になるんです。
会話のテンポが良くなる表現で和歌山弁の合理性を感じましたね。
短いのに意味がちゃんと伝わるって言語として進化している証拠だと思います!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~しよら」
続いては誘う時に使う「~しよら」です!
同じく菱形窓が「合言葉決めとこら」と言うシーンで登場するんですよね。
この「とこら」という響きが何とも言えず良いなと思いました。
「~しようよ」という誘いの表現なんですが「よら」の方が親しみやすく聞こえるんですよ。
「合言葉決めとこうぜ」みたいなニュアンスで男同士の友情が感じられて良いシーンでした。
関西弁では「~しようや」と言いますが和歌山では「よら」になるのが独特。
さらに作中では「早よ行っちゃろら」という超高難度の複合技も登場するんです。
「~しちゃる(してあげる)」と「~しよら(しようよ)」が合体して「早く行ってあげようぜ」になる。
これについては原作でも注釈が入っていたらしいんですが聞いた瞬間は完全に理解不能でした。
でもこういう複雑な方言表現こそが和歌山弁の深みなんですよね!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~ら」
何かを強調する時に使うのが「~ら」です!
汐見さんが「休むら聞いてへんけどなぁ」と言うシーンで登場するんですよね。
この「ら」一文字で「~なんて」という強調の意味を持つのが驚きでした。
つまり、「休むなんか聞いてないけどな」という意味になるんです。
標準語なら「休むなんて」、関西弁なら「休むなんか」と言うところが和歌山では「休むら」。
たった一文字で強調を表現できるって言語として効率的すぎますよね。
短くて便利なのに意味がちゃんと伝わるのが和歌山弁の素晴らしいところだと思います。
汐見さんのキャラクターと「ら」という語尾がマッチしていて違和感がまったくありませんでした。
会話のリズムが良くなる和歌山弁らしい言葉で聞いていて心地よかったです!
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## サマータイムレンダの和歌山の方言「~やいしょ」
年配の方がよく使うのが「~やいしょ」です!
根津が「影やいしょ」と言うシーンがあるんですよね。
これを初めて聞いた時に「お、これは完全にお年寄りの言葉だな」って直感的に分かりました。
「~でしょ」「~じゃん」のような断定の意味で使われるんですが響きが年代を感じさせるんですよ。
若い人は関西弁で「~やろ」「~やん」って言うのに対して根津世代は「やいしょ」になる。
この年齢による方言の違いがキャラクターの年齢設定をよりリアルにしているんですよね。
根津のキャラクターの重厚感とこの「やいしょ」という語尾がマッチしていて説得力がある。
声優さんの演技と相まって本当に和歌山の老人がそこにいるような臨場感がありました。
こういう細かい方言の使い分けがサマレンのクオリティの高さを物語っていると思います!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「~さけ」
「~だから」という意味の「~さけ」も印象的です!
小舟アランやコバマートの汐見さんがよく使っているんですよね。
「話長いさけ」「コンビニないさけ」という感じで理由を説明する時に使われます。
これも年配の方が使う表現でキャラクターの年齢がセリフから伝わってくるんですよ。
大阪の関西弁だと「~やから」って言うところが和歌山では「やさけ」になる。
たった一文字の違いなんですが聞いた印象が全然違うんですよね。
「さけ」という音が何となく海沿いの地域っぽい柔らかさを感じさせます。
アランや汐見さんが使うことで住民の生活感がリアルに表現されているんです。
ちなみに根津が「せやさけ病み人は」と言うシーンもあるんですよね。
「せや」は関西弁で「そうだ」という意味なので「そうだから」という意味になります。
関西弁と和歌山弁が混ざった独特の表現で面白いなと思いました。
こういう方言の混在も実際の会話では起こり得ることでリアリティがありますよね!
## サマータイムレンダの和歌山の方言「今日わは」
ちょっと不思議な表現が「今日わは」です!
影澪が「下見ですかね、今日わは。」と言うシーンで初めて聞いた時は「え?今何て言った?」ってなりました。
「きょうわは」って二回も「わ」の音を言うのが面白いなと思ったんですよね。
両方とも「wa」の発音で「今日は」という意味なんだそうです。
標準語だと「今日は」で終わるところを和歌山では「きょうわは」と言う独特の表現。
最初は聞き間違いかと思って巻き戻して確認しちゃいましたよ。
「きょうわ」だけで「今日」の意味があってその後に「は」を付けるという構造らしいんです。
言語学的に考えると面白い現象で方言の進化を感じられる表現ですよね。
こういう地域特有の言い回しって本当に文化の宝だなと思います!
## アニメ『サマータイムレンダ』の和歌山弁の完成度
この作品を初めて見た時にまず驚いたのが、キャラクターたちが使う和歌山弁の自然さなんですよね。
大阪の関西弁とは明らかに違う独特の語尾や言い回しがあって最初は「今なんて言った?」ってなりました。
でもその方言こそがサマレンの世界観を作り上げている重要な要素なんですよ。
標準語で話していたら絶対にこの作品の魅力は半減していたと思います。
和歌山という土地の空気感や登場人物たちの生活感がリアルに伝わってくるんですよね。
最初に見た時に「この方言演技、レベル高すぎる」って衝撃を受けたのを覚えています。
放送当初は一部で和歌山弁のイントネーションがおかしいという声もあったらしいんですよね。
でも私が聞いた限りでは皆さんとても自然で違和感をほとんど感じませんでした。
微妙なイントネーションの違いを再現するのってめちゃくちゃ難しいと思うんですよ。
声優さんたちの努力と研究の成果が画面から伝わってきて感動しました。
花江夏樹さん演じる慎平は東京帰りという設定なので標準語と和歌山弁が混ざっているんですよね。
これが絶妙なバランスで「東京から帰ってきた地元民」というキャラクター性を表現していました。
小舟潮を演じた永瀬アンナさんは東京都出身なのに和歌山弁が完璧すぎて本当に驚きました!
潮の「あっぽけ」とか「~しちゃってよ」とかが自然すぎてネイティブかと思いましたよ。
白砂沙帆さん(小舟澪役)や小西克幸さん(雁切真砂人役)は和歌山県出身なので当然完璧でした。
地元出身の方が演じるとやっぱり説得力が違いますよね。
ベテラン声優さんたちの演技力も和歌山弁に深みを与えていたと思います。
年齢の若いキャラクターは方言が控えめで年配キャラクターは方言が濃いという使い分けも完璧。
年齢差による方言の違いまでしっかり再現されていてクオリティの高さに脱帽です。
サマレンの和歌山弁が高く評価されているのは声優さんたちの努力の賜物なんだと思いますね。
## おわりに
というわけでサマータイムレンダの聖地和歌山の方言解説でした!
他に気になったサマータイムレンダの和歌山弁や方言の雑学があればコメントで教えてくださいね!
ではまた次回をお楽しみに!